木古内小学校
校長挨拶

令和7年4月1日付けで木古内町立木古内小学校長に着任しました長谷川美栄子(はせがわ みえこ)です。この度、私を含め新たに4名の教職員が赴任しました。これからどうぞよろしくお願いします。
さて、本校では、4月7日(月)、保護者や地域の皆様が見守る中、新1年生7名が無事入学式を終え、本校児童の仲間入りをしました。令和7年度は、全校児童68名、教職員22名(ALTを含む)でのスタートとなります。
新年度にあたり、始業式・入学式の校長挨拶では、これから1年間、木古内小学校で学ぶ上で大切にしてほしい、心の動きを表す2つの言葉についてお話ししました。
1つ目は、新たな気づきや感動を表す「そうなんだ!」です。日々の学習で出会う様々な気づきや感動は、知識や経験を増やし、いろいろなことを考える土台になります。
2つ目は、子供たちの興味・関心から生まれる「なぜ、どうして?」です。これは、新たな「学び」の扉を開ける鍵でもあり、「そうなんだ!」をさらに広げたり深めたりする原動力になる言葉です。また、「なぜ、どうして?」を突き詰めると専門的な知識や技術が身に付き、自身の長所や強みになったり、将来の夢や仕事につながったりします。
子供たちには、学校でいろいろなことを体験し学ぶ中で、「そうなんだ!」「なぜ、どうして?」という思いを先生やお友達に伝えてほしいとお願いしました。そして、一人一人の「そうなんだ!」「なぜ、どうして?」をみんなで共有し、さらに広げたり深めたりすることで、学ぶことがより楽しくなるとお話ししました。
本校では、子供たちが、学校教育目標である「き今日も明るく元気に、こ心豊かで、な仲良く楽しく学び、いいつも笑顔でがんばる子」で学校生活を送れるよう、全教職員が一丸となって誠心誠意努めてまいります。その上で、子供たちの「なぜ、どうして?」や「そうなんだ!」で活気に満ちた学びの場となるよう、地域の人材や資源を活用した体験的な学習活動やICTを効果的に取り入れた授業改善を推進していきます。
一方、子供たちの学びは、学校だけで止まるものではありません。ぜひ、家庭や地域でも、子供の気づきや疑問を受け止め、一緒に感じたり考えたりする機会や時間を大切にしていただきたいと思います。保護者や地域の皆様には、これから、共に子供たちを支え導く伴走者として連携・協力くださいますようお願い申し上げます。
木古内町立木古内小学校 校長 長谷川 美栄子